中古、新築物件探しは三井のリハウス
三井不動産リアルティの概要
不動産の分野は売買取引の仲介以外にも多数のビジネス要素があるので、大手の不動産企業は様々な方面で不動産ビジネスに取り組んでいます。例えば街中でよく見かけるコインパーキング「三井のリパーク」も三井不動産リアルティが運営しています。
他にも不動産コンサルティングやカーシェアリング事業なども行っていますが、その中で個人向け不動産の仲介部門は「三井のリハウス」の看板を掲げて事業を展開しています。
街中では店舗窓口として「三井のリハウス」で看板を出していますから、三井不動産リアルティを直接訪れたい場合はここを目指せばよいことになります。
三井のリハウスでは売買仲介の他にも賃貸の仲介や管理なども行っていますし、不動産に絡む保険代理店業務なども手掛けています。
ではその三井のリハウスの売却方面について、特徴や強みを見てみましょう。
三井のリハウスの特徴や強み
三井不動産リアルティは86年度~17年度まで、32年連続して全国売買仲介取扱件数トップを誇る最大手として君臨しています。売り主に選ばれ続けるのはやはり大手ならではの手厚いサポートです。
以下で特徴や強みを一つずつ見ていきます。
担当者は全員「宅地建物取引士」
三井のリハウスでは、売り主をサポートする担当者は全員、不動産取引の専門資格である宅地建物取引士という国家資格保持者があたることになっています。中小の業者では重要事項の説明など法定義務が課されたもの以外については専門資格を持たない者が業務にあたることもありますが、大手の安心感を支えるために三井のリハウスでは死角がでないよう、全員が国家資格保持者となっています。
安心の「360°サポート」システム
中古不動産はどうしても建物や設備の老朽化がでますから、買う方も売る方もその折り合いを付けなければなりません。売り手側としては、物件引き渡し後に何らかの不具合を指摘されるなどしてトラブルに発展することが最大のリスクになります。
このリスクを回避できるのが三井のリハウスによる「360°サポート」です。
サポート対象になる物件であれば、売却前に無償で建物や施設設備の点検を行い、万が一引き渡し後に不具合が出た場合は一定期間内であれば補修や交換費用を三井のリハウスが負担してくれます。
設備についてはエアコンや給湯器など40項目、建物については雨漏り、建物構造上主要な部位の木部の腐食(一戸建てのみ)、シロアリの害、給排水管の故障の項目について、三井のリハウス独自の基準で無償にて調査・点検を行います。
そして設備については物件を引き渡し後7日間、建物については引渡し後三か月間の間に点検済みの項目に不具合が出た場合は修理・交換等の費用を三井のリハウスが負担してくれます。
ただし負担金額には上限があり、設備の方は製造から15年以内の設備については最大20万円、製造から15年超30年以内の設備については3万円~10万円が上限となります。
建物の上限額は雨漏りと建物構造上主要な部位の木部の腐食、及び給排水管の故障については最大450万円、シロアリの害については最大50万円が上限となります。
また、建物については築30年以内の一戸建て住宅(賃貸中を除く)であれば、建物状況調査も無償で行ってくれます。
建物状況調査については近年法改正された経緯があり、注目を浴びている分野です。
この調査は中古不動産の状況を専門業者が詳しく点検し、住宅としての性能評価を行うものです。
売り主側としては、物件の状況を詳しく把握すること瑕疵担保責任のリスクを判定したり、買い手側への安心アピールの材料にすることができます。
この費用負担は通常売り主が負うことが多いですが、三井のリハウスでは無償で点検してもらうことが可能です。
全国の不動産業者に顔を利かせる「買取サポートシステム」
普通に市場で個人の買い手を探すことももちろんできますが、【三井不動産リアルティ】の顔を利かせて全国の不動産業者に購入を持ちかけることもできます。買取サポートシステムと呼ばれるこの仕組みを使えば、あなたの物件を最も有利に買い取ってくれる不動産業者を探すことができます。
例えば土地開発が期待できる物件であれば、開発事業を手掛ける不動産デベロッパーに物件を紹介してもらい、通常よりも有利な条件での売却に繋げることなども可能です。
物件の特性に応じて、より好条件の買い手を探してもらうことができるのも多方面に顔が効く大手ならではの強みです。
住み換え事案に便利な「売却保証」
通常通り市場で買い手を探す一方で、もし買い手が見つからなかった時には三井のリハウスが直接買い取ってくれる「売却保証」を利用することもできます。住み換え、買い換え事案では買い先行で新居を購入すると、代金を期日までに確実に用意しなければなりません。
旧マイホームの売却代金をあてにすることが多いですが、もし買い手が付かなかった場合は住み換え計画がとん挫してしまうことになります。
売却保証があれば、最低でも買取金額が保障されるので新居購入の費用について目途を付けることができます。
買い換え事案以外でも、転勤等で遠方に引っ越さなければならない場合には引越し前までに売却を完結させたいところです。
もし転勤の期日までに買い手がつかなくても、三井のリハウスが買い取りしてくれるので売却が失敗に終わるリスクがなくなります。
他にも、借金の返済期日までにはなんとしても一定の現金を用意しなければならない時など、現金化の期日が迫っている時には重宝します。
住み換えを支援する各種サポート
売却保証以外にも、住み換え事案で求められることがあるつなぎ融資にも対応しています。売却代金が手に入るまでに期間が空いてしまい、新居の購入費用の支払期日までに間に合わない時には、金融機関からつなぎ融資を借り入れて支払いを間に合わせることができるようになります。
つなぎ融資は金融機関にとってもリスクのある融資ですので不動産業者からのあっせんによって可能になることが多いですが、信用の厚い三井のリハウスからのあっせんによって提携金融機関から融資を受けることができるようになります。
また引っ越しサポートとして、全国の有名引っ越し業者の基本代金につき20%~30%の割引を受けられたり、各種の特典を受けることができます。
不動産が絡む相続のサポート
日本の相続はほとんどが不動産の問題が絡むため、相続発生後はもちろん、生前からの相続対策が非常に大切になってきます。不動産がらみの相続対策は大きく遺産争いなどの民事上の対策と、お金や税金など金銭的な対策の二つに分かれますが、三井のリハウスでは提携する弁護士や税理士による相続サポートを受けることができます。
遺産分割や相続税の目安計算、納税資金の準備、節税対策などを生前から準備することで、突然訪れる相続の際に家族が慌てることのないようにしておくことができます。
また相続税の納税期限は相続発生から10か月となっていますが、実際には諸々の諸手続きを考えるとあっという間に過ぎてしまうので、万が一納税資金の準備が間に合わないと税務上のペナルティが発生してしまいます。
その時には三井のリハウスの提携都市銀行による相続税のつなぎ融資の利用を検討することができます。
質の良い買い手探しができる
購入希望を出してくる買い手候補の中には購入の本気度が低い人物もまぎれていることがあります。興味本位で内見希望を出す人や、別に本命の物件がある人、すぐには購入する気持ちがなく、将来の参考にしたい人などもいるので、こうした人たちの為にいちいち内見案内などに手間と時間を割くのは避けたいところです。
またローンによる購入を考えている顧客層でも、ローンを組むのが難しそうな人もいれば確実性が高い候補もいます。
大手だけに宣伝広告を大々的に行えることから購入希望者も多く集まるため、豊富な買い手候補の中からより質の良い買い手を紹介してもらうことができます。
都心部の高付加価値物件は特別扱いされる
港区、千代田区、渋谷区、中央区など不動産ブランド力が高いエリアに高付加価値を持つ物件を保有している人が、特に手厚いコンサルティングサービスを受けられる「リアルプラン」が用意されています。パーソナルアドバイザーによる個別具体的な資産形成のサポートを受けることができるシステムです。
付加価値の高い物件は例えば海外富裕層へのアプローチや投資用、事業用物件を探している顧客層へ高値での売却が期待できるので、トレンドを意識しながらより有利な売却を目指すことができます。